ZELDAのよもやま話

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個人的な想い(1)

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まだ本調子ではないですがインフリャから復調しました。早い段階でお医者さんからタミフリャを貰ったのが効いたんでしょうか。ありがたいことです。


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ただでさえ更新していない上にオリジナルばっかり続いてたので思い立ったが吉日とばかりにメタトロン様を描きました。金ピカロボ悪魔を描くの楽しいよ。普段からPBBSしか使ってないのですが、もし良いツールを入手したら是非大きいサイズで全身絵に挑戦したいなと思わされる題材ですこの方。真3での演出が格好良すぎるのがいけないのです。先週末に作中で倒したばかりでこんな事言うのもなんですけれど、ロウサイドから見ればまさしく神の顕現な訳ですからねー。

悪魔絵師様のデザインを初めて見たときにはその前衛的な部分だけ印象に残ったのですが、作中で動いて台詞を紡いでいるところを見たあとだと神々しさ、荘厳さが一気に五割増です。世界観ありき、デザインありき、どちらとも取れますがこういうのを良い意味で「相乗効果」と言うのでしょうねぇ。今更ながらですが本当に良い仕事をされていると思います。だからこそ真シリーズの続編には並々ならぬ期待を寄せているのですが…。

新鮮さ、斬新さ、初3D化の感動といった真3のクオリティを超える為に私が求めていることと、それに対する私見(自問自答?)はそれぞれ以下の三つです。



1.新鮮さを出すために

「3Dデータの使い回し」を減らして新デザイン悪魔を大量に投入すること。恐らくこれは必須だと思います。次点で、未だシリーズに登場していない悪魔を起用することでしょうか。

そしてそれはデザイナーにも開発陣にとってもゼロからに近い仕事となる訳ですから、当然ながら多大な負担を強いる事になります。それを回避するための意味も込めて真3で気合いと情熱、下世話な言い方をすれば多大なお金を先行投資して、作品を作り上げるのと同時に、再利用可能な「資産=3D化悪魔のデータ」を蓄えた訳です。

その試みはある意味では成功しました。DDSATシリーズは比較的短期間でリリースに成功していますし、ライドウシリーズも言わずもがなでした。「あからさまな使い回し」と揶揄されることを懸念してか、ライドウではテクスチャの改定や新デザインの追加なども行われましたから、ユーザーの評価を汲み取りながら良く努力されていると思います。

それでも。

真3があれほどの感動を世に残した一つの要因は「目新しさ」ですから、厳しい言い方だと自分でも思いますが、奇をてらったストーリー展開や流行り廃りのキャラクター性だけではユーザーは即座に底の浅さを看破するでしょう。やはりここはゲームメーカーの原点に立ち戻って「気合と情熱」を「見える形」でユーザーに提示するしかないのではないかと憚らず思う訳です。


私はデビサバの情報を一切仕入れていないのですが、メーカーに対して上に書いたことと似たような思いを持たれているような書き込みを複数拝見しており、ダイレクトにメーカーの売上原価=屋台骨に関わってしまう部分だけになかなか言いづらい部分もあるのですが、こういった生の声をメーカーが汲み取ってくれることを心より願って止みません。「高くなってもいいから、いいものを作ってくれれば絶対買います」とはなかなか言えないですもんね。安く手頃な高品質ソフトが欲しい。解りきっているのですが、だからこそメーカーも調整、さじ加減が難しいのだと思います。


(続く)