ZELDAのよもやま話

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遅れてきた断末魔

つまりこういうことです。



ウボァー!!!!



日にち開いてしまいましたが先日某様宅にて絵茶にお邪魔してきましたので簡単にレポなんぞ書こうと思…ったのですが、参加されていた私以外のお二方がすでにブログで紹介されておりましたのでこちらではウボァーについてちょっとだけ語ろうと思います。たいしたことないネタですけどねw



なにげにウィキペディアとかにも載っているぐらい有名な話なのですが、FF2のラスボスであるパラメキア皇帝を倒した時にテキストで発する断末魔が「ウボァー!!」なのです。

これだけだったらただのトリビアというか「だから何?」なのですが…当時のファミコンRPGは正統派が多数を占めていて、そんな中でパラメキア皇帝の断末魔はプレイヤーの皆さんには奇異に映ったようなのです。というか私もなんじゃこりゃーって思ったぐらいですから。それ以来、誰が言い始めたのかパラメキア皇帝はスラングで「ウボァー!!」と言われるようになった訳です。当時、インターネット媒体が一般的ではなかったにもかかわらずひそやかに広まっていった「ウボァー!!」。きっと何の罪もない?DDの皇帝は涙目になってると思います。

当時の天野画伯によるパラメキア皇帝のデザインは非常に端正な雰囲気を漂わせていて敵ながら魅力的であったと記憶しています。でも、キャラクター性とストーリー性を重視していた事もあってFF2のキャラはいじられやすい運命にあったのかもしれません。「ウボァー!!」と呼ばれないときも平仮名で「こうてい」と呼ばれたり、ゲーム中では主人公フリオニールに文字通り一撃で倒されて(解る人には解るブラッドソードの逸話です)ザコの黒騎士の方がつえぇじゃんとか言われたりともう散々。(ちなみにファミコン版のパッケージでフリオニールが構えている赤い剣が実はブラッドソードだったりします)

FF2では熟練度システムというやつが採用されていて経験値という概念が無く、基本的に「打たれて強くなる」「数多くの攻撃を当てて強くなる」仕組みだったものですから、わざと味方に攻撃を当てて能力値の上昇を促すようなプレイスタイルが普通に成り立っていました。それを指してプレイヤーキャラは全員マゾとか言われてたもんです。酷ぇ。



つづくよ!